前回は、アメリカ合衆国第16代大統領リンカーンが本や新聞を読むときに声に出して読むことで内容を暗記していた、という話をいたしました。
今回は、その続きです。
実は、彼は声に出して読むときに、暗記のためにもう一つ工夫をしていたそうです。それは、歩きながら読むということです。
散歩は脳を活性化させるということが広く知られています。それは足を動かすと、脳が刺激を受けるからです。リンカーンはそういう事実を知ってか知らでか、足を動かすということが効率的な暗記につながることを理解していたのです。
歩くこと、散歩をすることは暗記だけでなく、発想力も豊かにする、ということを著書で書き残している偉人がいます。
フランスの思想家ルソーです。
ルソーは筆が進まなくなると散歩に出かけ、歩きながら発想したり考えをまとめたりしていたそうです。 いかがでしょうか、何か大事なことを覚えなくてはいけないときや、なかなかアイディアが浮かばないときには、歩いてみると、大きな効果があるかもしれません。
ぜひ、お試しください。
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