12月に入り、いよいよ受験シーズン本番が近づいてきました。 受験生にとって、これからの時期をどう過ごし何を勉強するかということは試験の結果を左右するとても重要なテーマです。そこで今回は、シーエーティの考える冬休み~試験本番までの効果的な過ごし方と勉強法をご紹介します。
① 過去問を解いて実践感覚を養う 受験予定の入試の過去問を、時間を測って、できれば実際のテストと同じ時間割で解いてみましょう。時間内に問題を解くためのペース配分をきちんと考え、解ける問題から解くなど戦略的に過去問を解くことで実践感覚が養われます。 過去問は1年分だけでなく、できれば5年分程度解いて、出題傾向に変化が無いかをチェックしておく必要があります。
② 冬休みの時間の使い方は、予定を立てて細切れに 冬休みは学校に行く必要がないので、自分の時間がたっぷりあるわけですが、だからと言って無計画にだらだらと思い付きで勉強するのはよくありません。まず、休みの間の学習計画表を作成しましょう。その際大事なことは、朝型の生活を念頭に置いて1日の予定を組み立てることです。起床時間を朝早めに設定し、その分夜は早めに寝るようにすることで、朝型の生活リズムを保ち、試験当日の朝の体調不良を防ぐことができます。
また学習の予定を立てる際に、一つの教科に長時間を費やすのではなく、1日の時間を細かく区切って、複数の教科や学習内容を1時間から1時間半単位で細切れに学習するように予定を設定するのも重要です。あらかじめ決めていた終了時間になったら、学習途中でもその学習は終わりにして、次の予定に移ります。間に15分程度休憩時間を入れて、その時間は勉強を忘れて好きなことをするのが良いでしょう。気分転換になり、学習のモチベーションアップにつながります。
③ 試験直前は新しいことをせず、それまでの学習を振り返る 試験日が迫ってくると否が応でも緊張感や不安感が高まってきます。そういう時期に新しい学習に取り組むと、分からない内容や解けない問題が出てくることでよりいっそう不安感を募らせる結果になりかねません。それよりも、それまで学習した参考書や問題集を見直したり、単語帳や漢字問題、一問一答などの暗記系の学習に取り組むなど、気持ちを落ち着かせ1点でも多く得点するための準備をするのがよいでしょう。
以上、シーエーティ流「冬休み~試験本番の過ごし方・学習方法」でした。 受験生の皆さん、くれぐれも体調に気を付けて悔いのない受験をしてくださいね。
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