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OECD国際成人力調査(PIAAC) その4 調査結果の概要 数的思考力 ・PIAACにおける数的思考力とは、成人の生活において、様々な状況下での数学的な必要性に関わり、対処していくために、数学的な情報や概念にアクセスし、利用し、解釈し、伝達する能力である。 (1)習熟度レベルの分布 PIAACでは、数的思考力の各問題項目の難易度をもとに得点をスケール化し、6段階の習熟レベルに分けている。 レベル5:376点以上 レベル4:326~375点 レベル3:276~325点 レベル2:225~275点 レベル1:176~225点 レベル1未満:176点未満
・レベル5の成人の割合が最も多いのはフィンランド(2.2%)であり、次いでスウェーデン(1.9%)、ノルウェー(1.7%)、デンマーク(1.7%)、ベルギー(1.6%)、オーストラリア(1.5%)と続き、日本(1.5%)は7番目である。 OECD平均は1.1%である。 ・レベル4の成人の割合が最も多いのは日本(17.3%)である。OECD平均は11.4%である。 ・レベル3の成人の割合が最も多いのは日本(43.7%)である。OECD平均は34.4%である。 ・レベル2の成人の割合が最も少ないのはベルギー(27.7%)であり、日本(28.1%)は2番目である。OECD平均は33.0%である。 ・レベル1の割合が最も少ないのは日本(7.0%)である。OECD平均は14.0%である。 ・レベル1未満の成人の割合が最も少ないのは日本(1.2%)である。OECD平均は5.0%である。
国立教育政策研究所が作成した資料をもとにシーエーティ学院が作成 https://www.nier.go.jp/04_kenkyu_annai/div03-shogai-piaac-pamph.html
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