OECD 生徒の学習到達度調査2018年調査(PISA2018) その3

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I C T 活 用 調 査

 

生徒に、携帯電話、デスクトップ/タブレット型コンピュータ、スマートフォン、ゲーム機など、様々なデジタル機器の利用状況について尋ねた調査。

 

〇学校外のインターネットの利用について

 

◆利用時間の推移 

日本、OECD平均ともに、平日、学校外でインターネットを4時間以上利用する生徒が増えている。

なお、4時間以上利用する生徒の割合を比較すると、日本は、OECD平均より少ない。

 

◆利用時間と3分野の平均得点の関係 

日本、OECD平均ともに、学校外でのインターネットの利用時間が4時間以上になると、3分野ともに平均得点が低下。 

 

一方、4時間未満の利用について見ると、日本は30分以上4時間未満利用する生徒の3分野の平均得点はほとんど差がないが、OECD平均は利用する時間が長いほど平均得点は高くなる傾向がある。








学校・学校外でのデジタル機器の利用状況

◆日本は学校の授業(国語、数学、理科)におけるデジタル機器の利用時間が短く、OECD加盟国中最下位。 

「利用しない」と答えた生徒の割合は約80%に及び、OECD加盟国中で最も多い。 

 

◆日本は、他のOECD加盟国と同様、学校外で多様な用途にデジタル機器を利用している。

 

 ○他国と比較して、ネット上でのチャットやゲーム(1人用ゲーム・多人数オンラインゲーム)を利用する頻度の高い生徒の割合が高く、

かつその増加の程度が著しい。

 

・「毎日」「ほぼ毎日」利用すると回答した生徒の割合の増加の程度

(2012年調査との比較)

→「ネット上でチャットをする」:日本60.5ポイント増、OECD平均15.4ポイント増 

→「1人用ゲームで遊ぶ」:日本21.3ポイント増、OECD平均7.1ポイント増

 

→「多人数オンラインゲームで遊ぶ」:日本19.4ポイント増、OECD平均7.9ポイント増 

 

○コンピュータを使って宿題をする頻度がOECD加盟国中最下位。

 

出典:「学校基本調査」(文部科学省)

 もとにシーエーティ学院作成
 

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