OECD 生徒の学習到達度調査2018年調査(PISA2018) その1

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OECD 生徒の学習到達度調査2018年調査(PISA2018) その1
 
 

〇PISA2018とは

 
OECD(経済協力開発機構)の生徒の学習到達度調査(PISA)は、
 
義務教育修了段階の15歳児を対象に、 2000年から3年ごとに、読解力、数学的リテラシー、科学的リテラシーの3分野で実施(2018年調査は読解力が中心分野)。
 
平均得点は経年比較可能な設計。前回2015年調査からコンピュータ使用型調査に移行。
 
日本は、高校1年相当学年が対象で、2018年調査は、同年6~8月に実施。
 

〇主要分野の定義

 

◆読解力 

自らの目標を達成し、自らの知識と可能性を発達させ、社会に参加するために、テキストを理解し、利用し、評価し、熟考し、これに取り組むこと。

 

◆数学的リテラシー 

様々な文脈の中で数学的に定式化し、数学を活用し、解釈する個人の能力。

 

それには、数学的に 推論することや、数学的な概念・手順・事実・ツールを使って事象を記述し、説明し、予測することを含む。

 

この能力は、個人が現実世界において数学が果たす役割を認識したり、十分な根拠に基づいて建設的で積極的、思慮深く判断・意思決定したりする助けとなるもの。

 

◆科学的リテラシー 

 科学的な考えを持ち、科学に関連する諸問題に関与する能力として、「現象を科学的に説明する」 こと、「科学的探究を評価して計画する」こと、「データと証拠を科学的に解釈する」こと
 
 
 出典:「学校基本調査」(文部科学省)

   をもとにシーエーティ学院作成

 

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