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OECD国際成人力調査(PIAAC) その3 調査結果の概要 読解力 ・PIAACにおける読解力とは、社会に参加し、自らの目標を達成し、自らの知識と可能性を発展させるために、書かれたテキストを理解し、評価し、これに取り組む能力である。 (1)習熟度レベルの分布 PIAACでは、読解力の各問題項目の難易度をもとに得点をスケール化し、6段階の習熟レベルに分けている。 レベル5:376点以上 レベル4:326~375点 レベル3:276~325点 レベル2:225~275点 レベル1:176~225点 レベル1未満:176点未満
・レベル5の成人の割合が最も多いのはフィンランド(2.2%)であり、次いでオーストラリア(1.3%)、オランダ(1.3%)、スウェーデン(1.2%)と続き、日本(1.2%)は5番目である。 OECD平均は0.7%である。 ・レベル4の成人の割合が最も多いのは日本(21.4%)である。OECD平均は11.1%である。 ・レベル3の成人の割合が最も多いのは日本(48.6%)である。OECD平均は38.2%である。 ・レベル2の成人の割合が最も少ないのは日本(22.8%)である。OECD平均は33.3%である。 ・レベル1の割合が最も少ないのは日本(4.3%)である。OECD平均は12.2%である。 ・レベル1未満の成人の割合が最も少ないのは日本(0.6%)である。OECD平均は3.3%である。
国立教育政策研究所が作成した資料をもとにシーエーティ学院が作成 https://www.nier.go.jp/04_kenkyu_annai/div03-shogai-piaac-pamph.html |