ニュースレター

2012年 10月 8日発行
「シーエーティに入ってから、子供がのびのびと勉強しているように見える」
先日あるお母様からそんなお声を頂戴しました。
本当にうれしい限りで、「塾をやっていてよかった」と思える瞬間です。
 
子供たちにはそれぞれ大きな潜在的能力があります。
しかし、置かれた環境によって必ずしもその本来の力を発揮できていない場合が多いものです。
もし、そういう子を「勉強ができない子」と決めつけてしまっていたら、それはその子の将来の可能性をつぶしているといっても過言ではないでしょう。
たとえば、在籍している学校の集団生活、集団一斉授業になじめず成績不振に悩んでいる子は、能力が無いわけではなく、今いる集団の中で能力を発揮できていないだけで、その子に合った内容で個別授業をじっくりと行えば学力が驚くほど伸びる可能性があります。

 その子にあった教育環境でのびのびと勉強することで、「うまくいった」という成功体験を得ることができ、その積み重ねで自己評価が高まり、本来の力を発揮することができます。
逆に、その子に合わない環境で(たとえば集団の騒がしい教室の中で集中できない中で)勉強しても、力が発揮できず、「勉強ができない子」とみなされ、「自分はダメな人間だ」と自己イメージを低下させてしまうことになります。
その結果、不登校に陥ったり、心身の異常をきたしたりすることも少なくありません。
 
大事なことは、その子の特性がきちんと理解され、温かく見守られながら学習指導を受けられる環境があるということです。