ニュースレター

2012年 6月 24日発行
今年の夏は、特に小学生・中学生にとって非常に大切です。
弱点克服とレベルアップの夏を!!

今年の春から中学校の教科書が全面改訂されました。
新しい教科書を手にし、想像以上のボリュームアップに対して大きな驚きと不安の声を上げる子、そして保護者の方が多いのではないでしょうか。
中学校では、主要5教科の質的量的なボリュームアップが、定期テストや高校入試にダイレクトに影響を与えます。
そのため、今月末に控える1学期の期末テストが、去年に比べると難化することは明らかで、それに対応できなかった子が大きく成績を落としてしまうことが予想されます。
2012年度の高校入試では、「移行措置」(新しい学習内容を段階的に学習した)内容を取り入れた問題が、特に数学理科で多く見られました。
このように、学校の定期テスト、高校入試ともに難化傾向にある今の状況を鑑みると、今年の夏はいつも以上に「弱点克服・レベルアップ」の必要性が強いと言えます。
1学期の成績が芳しくなかった子は、2学期からの挽回のための弱点克服を。
難化した高校入試に対しては、この夏からワンランク上の問題に取り組んでレベルアップを。これが、今年の夏休みのベストな過ごし方ではないでしょうか。

小学校では、中学校よりも一足先に、昨年度から新学習要領が全面実施されています。
その結果どのような変化があったのでしょうか。
昨年の6月~7月にベネッセ教育研究開発センターが全国の公立小学校教員を対象に行った「新教育課程に関する調査」では、1学期終了時点で「国語では4割、算数では3割弱の教員が、授業進度に遅れがある」と回答しています。
そういう状況のなかで、授業はよりスピードアップされ、単元の重要事項をかいつまんで学習するなどの措置が講じられ、その結果、理解が遅く授業についていけない子が増える傾向が見られます。
上記の調査の中の「児童の変化」に対する調査では、「授業についていけない児童」が増えたとする回答の割合が26.3%、「児童間の学力格差」が大きくなったとする回答が40.1%にも上りました。
このような状況からすると、夏休みの過ごし方いかんで、学習内容の理解が不十分なまま2学期を迎えてしまうことが大いに有りうると言えるのではないでしょうか。

このように、小学生・中学生を取り巻く学習環境が「易」から「難」へ確実に変化している今、幣塾では、皆さんのこの夏休みの弱点補強とレベルアップを、個別カリキュラム・個別日程のダブルサポートで全力応援します。夏期講習について、詳しくはホームページでご確認ください。

多くの方のご参加をお待ちしております。