ニュースレター

2011年 4月 10日発行
今回は国語のお話。

国語という科目はよく「何を勉強したらよいか分からない」「勉強の仕様がない」な
どと言われます。

実際に、塾で国語の授業を受講していない子供たちからそのような声があがることが
よくあります。

その一方で「国語はすべての科目の基礎になる重要な科目」ということもよく言われ
ることです。

重要な科目でありながら、なかなか勉強しずらい科目、それが国語、というのが通説
なのでしょう。

しかし、実際には、国語にも他の科目同様、きちんとした勉強法があります。

それにしたがって勉強を重ねていけばある程度国語力はつきますし、テストの成績も
ある程度上がります。

ただ、国語という科目が難しいのは、「ある程度」以上の成績を取ろうとすると、

そうした机の上の勉強だけで十分と言えないところがあることです。

国語ができるようになるには、まず多くの言葉の意味を知り、的確に使いこなすこと
ができる必要があります。

その能力は残念ながら、ワークや問題集などを解くだけでは十分に養うことはできま
せん。

やはり日常生活のなかで、読書の習慣を持つことが一番です。

本を読み、言葉を知ること。

これが習慣として出来ていて、そこにきちんとした勉強を加えれば、

学校の国語の成績は自然と良いものになるはずですし、

受験期になって慌てることもないのです。

もし国語の成績でお悩みの場合は、ぜひこの春から読書の習慣を。