ニュースレター

2010年 9月 24日発行
初めて体験授業をさせていただいた生徒たちに
「勉強は好き?」と聞くと、多くのお子様は「嫌い」と答えますが、
中には「好き」と答える子もいます。
どうしてそのような違いが出るのか、ということはさておき、結局「好き」
と答える子のほうが、「嫌い」と答える子よりも勉強の理解度が高いことは
間違いありません。「好きこそものの上手なれ」とは良く言ったもので、
「好き」だという感情を持ったときにはもうそのものに対する能動的な感情が
芽生えています。
反対に「嫌い」と感じている子は受動的な感情が芽生えてしまいます。
この能動と受動の差が、勉強の理解度の差になって如実に現れます。
特に、自我が強くなる時期である中学生や高校生は、勉強を「やらされている」と感
じている場合と、「自分の意思でやっている」と感じている場合とでは
勉強の成果にかなりの違いが出ます。
ではどうすれば子供たちは少しでも「自分の意思で勉強をしている」
と感じるようになるのでしょうか。
それは、子供たち自身が、気づかなかった自分の能力に気がつき
それを活用しているという実感を持てるようにしてあげることではないでしょうか。
そのためにできる簡単なことが、「誉める」ことです。
おだてることは間違いですが、誉めることはよいことです。
シーエーティでは生徒を適切に「誉める」ことで勉強に能動的に取り組む姿勢が
身につくと考え、実践しています。
ぜひご家庭でもお子さんを誉めるべき時にはきちんと誉めてあげてくださいね。
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