本を読むことで養われるもの
今回は子供たちにとっての本を読むことの重要性についてお伝えしたいと思います。 本を読むことの効用は多数ありますが、そのどれもが学習の基本になるものです。 1 さまざま物事についての知識を得ることができる 2 本を通して筆者の考えを知ることで、見識のある人が物事に対してどう考えているのかを知ることができる=知恵が身につく ただし、筆者が見識のある人である場合に限る 3 物事に対する考え方の多様性を知る機会になる。 4 本を読むことは、筆者との個人的な関係を疑似的に作り出すので、筆者と1対1で向き合い、非常に近い距離で話を聞くような体験をすることで、人間関係においてじっくりと一人一人と向き合う姿勢を、読書を通して自然に身に付けることができる 5 言葉や言語表現の知識が増える 6 言葉や言語表現の正しい使い方を自然に覚える 7 理論的な考え方が身につく 8 想像力が養われる 9 思考力が養われる 10 集中力が養われる いかがでしょうか。子供たちは本を読むことで、国語に限らずすべての教科を学習するうえで基本になる力を養うことになります。 では、どんな本を読めばいいのか。まずはジャンルを限定せず、とにかく興味のある内容の本、面白そうだと思った本から読んでいきましょう。好奇心が満たされたり、感動したりといった、心の動きを伴うことが大事だからです。 当塾では、「シーエーティライブラリー」と称して、学習参考書や入試過去問題集だけでなく、歴史マンガ、小説、新書などの本を教室内に揃えて置いてあり、塾生にそれらの本を貸し出すサービスを行っています。子供たちの読書の機会を少しでも増やすための取り組みとして、今後も継続していきたいと考えております。
|